読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

古本購入記

古本購入記 2009年8月度

今月はどうしたことかスティーヴン・キングの本が文藝春秋から二作品も刊行されるみたいで、なんだか 久しぶりにワクワクしております^^。キングの作品は単行本は「不眠症」から、文庫本は「グリーンマ イル」からとんとご無沙汰でありまして、以後も出て…

古本購入記 2009年7月度

ようやく梅雨もあけたようで、いよいよ夏本番ですね。でも、今年の夏はあんまり暑くないような気がす るんだけど、そうでもない?ウチのマンションまだ一度もクーラーつけたことないんだけど、みなさんど うですか?4階で川が近くにあるからかな?夜なんか…

古本購入記 2009年6月度

今月は、ちょっと控えましたよ。14冊、13作品。ね?いつもよりちょっと少ないでしょ? タイトルは以下のとおり。 「泣かない女 ― 短篇セレクションミステリー篇」 小池真理子 「律子慕情」 小池真理子 「ジュリエット」 伊島りすと 「リピート」 乾くる…

古本購入記 2009年5月度

いま早川文庫から片岡義男コレクションてのが出てるでしょ。ぼくは、この人まったくのノーマークで いままでの読書人生で、一冊も本を手にとったことがないのだが、今回のコレクションはなんだか気にな ってるのである。基本的にこの人はぼくの中では銀色夏…

古本購入記 2009年4月度

一言メッセージでも書いてるが、いま図書館で借りているマルコス・アギニスの「マラーノの武勲」とい う本を読んでて、これが4月29日に返却予定だったのにまだ読了していないのである。残すところあと 100ページなのでもうすぐ読み終わるのだが、予約…

古本購入記 2009年3月度

今年三度目の古本購入記である。では早速書き出してみよう。 「おやすみ、こわい夢を見ないように」 角田光代 「トリップ」 〃 「夏の葬列」 山川方夫 「老妓抄」 岡本かの子 「思いわずらうことなく愉しく生きよ」 江國香織 「蛇神様」 高木彬光 「マゼンタ…

古本購入記 2009年2月度

今月は、ほんとうに少なかった。ほとんど古本屋に行ってないのだから、当たり前だ。なぜだかわからな いが、あまり行く気がしなかったのである。こういうこともあるんだなぁ。 そんな中で購入した古本は以下のとおり。 「ドッペルゲンガー奇譚集 死を招く影…

古本購入記 2009年1月度

というわけで、まだ古本購入は続いているのである。先々月のセーブ懸念もなんのその、そういった愁傷 な言い訳は、そのときだけの思い込みみたいなもので、やはり月に何度かは古本屋に出向かないと堅気の 暮らしは続けられないのである。古本屋の一角で充血…

古本購入記 2008年12月度

2008年最後の古本購入記である。たぶん去年の12月も同じこと書いてたと思うが、そんなこと気に せず進めていく。今月の古本購入は22冊。新刊3冊。一年のトータルを出してみると、古本288冊、 新刊23冊となる。読んだ本の数は87冊。うーん、…

古本購入記 2008年11月度

いま、皆川博子の「聖餐城」を読んでいる。もう一ヶ月近く読んでることになるのだが、やはり分厚いだ けあって長いのね、これが。で、内容はどうなのかといえば、これもいままでの皆川作品にない感触で、 いわゆる戦記物なのだ。傭兵が描かれているから、あ…

古本購入記 2008年10月度

またやってしまった。そうなのだ、10月はぼくがブログを始めた月なのだ。なんていってる今はもう1 1月なのだが、恒例のこの古本購入記を書こうと思い、前年はどんなこと書いてたのかなと思って見てみ たら、昨年もブログ開設日を忘れてたと書いてあった…

古本購入記 2008年9月度

うちの実家にある柿の木に実ってる柿を食べてみたら、しゃりしゃりしてて結構甘くなっていた。もう、 そんな季節なのだなぁ。本当の食べ頃は、もう少しあとなのだろうけど、ついこの間まで暑い暑いとい ていたのに、季節の移り変わりってはやいよね。気がつ…

古本購入記 2008年8月度

さて、ちょっと遅くなったが恒例の古本購入記である。先月はいつもよりおとなしくて17冊16作品だ った。 久しぶりに買ったのが京極夏彦「巷説百物語」。この人の本は「狂骨の夢」を読んだっきり一冊も読んで ないのだが、この本は短編集みたいなので読み…

古本購入記 2008年7月度

みなさんもご存知のとおり、7月は先月に続いて皆川博子熱狂マンスリーとなっていたので、自然彼女の 本をたくさん購入することとなった。もう、紹介済みの本もあるしこれから読む本もあるが古本で9冊7 作品。新刊本で2作品購入。まさしく憑かれたように…

古本購入記 2008年6月度

梅の季節なので、またもや梅ジュース作っちゃいました。これ飲んでると不思議と灼熱の夏でもバテずに 乗り越えられるんだよね。自然の力って凄いなぁ。 というわけで、先月分の古本購入記なのだが、またまた性懲りもなく大量に買ってしまいました。 数えてみ…

古本購入記 2008年5月度

今月は、また結構買ってしまった。29冊だって。また調子に乗ったものだ。でも、今月はなかなかいい のが手に入ったので、正直いつもより満足している。では、いつものごとく書き出してみよう。 1 「タフの方舟1」 J・R・R・マーティン 2 「天使の鬱…

古本購入記 2008年4月度

4月度購入の古本は、13作品15冊。ま、妥当な線かな。 例のごとく、タイトルを挙げていくと 「弥勒戦争」 山田正紀 「最後の願い」 光原百合 「エッシャー宇宙の殺人」 荒巻義雄 「てんのじ村」 難波利三 「殺人者志願」 岡嶋二人 「グランド・アヴェニ…

古本購入記 2008年3月度

うちの近所にある神社の桜も九分咲きで、ライトアップされた雄姿の凛々しく華やかなこと。 若い頃は桜の季節といっても鼻にもかけない自分でしたが、この歳になるとやはり花に季節を感じて眺め るたびに意味もなく心浮き立つ今日この頃であります。 でも、今…

古本購入記 2008年2月度

やっぱり新潮のクレストブックスのシリーズはいいよなぁ。ほんと全部集めたいくらいに大好きなシリー ズだ。刊行されだした当初は、なんだこの軽い本は!と驚いて、どちらかというと白々しい目で見ていた のだが、これが定着してみると好ましく思えてくるか…

古本購入記 2008年1月度

今年はじめての古本購入記である。今月は23冊20作品購入。どんどん未読本が増殖している^^。 なかでも一番のめっけもんだと思ったのがメアリー・ウェズレー「怪しげな遺産」だ。不勉強にして、こ の作者のことはまったく知らなかったのだが、イギリス…

古本購入記 2007年12月度

いよいよ今年最後の古本購入記になりました。 それにしても今年もたくさん買ったなぁ。数えてみたら古本262冊、新刊本34冊購入していた。 でも今年読んだ本は89冊だから、買ったうちの半分も読んでないことになる。これではいけませんね。 しかし、子…

古本購入記 2007年11月度

ランキングの季節になってきた。最近本屋で立ち読みしたのだが、PLAYBOYでここ10年のミステ リベスト100ってのをやっていて、意外だったのが山風の「明治断頭台」が1位だったってことだ。山 風命のぼくがいうのも何だが、この作品は大変よろし…

古本購入記 2007年10月度

もう十月も終わってしまった。今年は時間が過ぎるのがはやかったなぁ。そういえば、十月はぼくがこの ブログを始めた月でもあるんだなぁ。知らない間に二年が過ぎ、もう三年目に突入だ。このブログを始め た頃は右も左もわからない状態で、一歩を踏み出すの…

古本購入記 2007年9月度

ぼくもようやく落ち着いてきたのだろうか。 最近とみに思うのだが、古本屋に行って本を手に取り吟味する時間が増えた。 それは、どういうことかというと衝動買いが極端に減ったということなのだ。もちろん、懐具合が寒いと いうおそろしく現実的な経済的理由…

古本購入記 2007年8月度

今月は結構買いましたよ。 二十五作品二十七冊も買ってしまった。なかなか盛況である。今回は古本本来の目的である絶版本及び稀 少本の収集よりいかに安く本を手に入れるか?という命題のもと買い漁ったような結果になってしまった が、本の値段がどんどん高…

古本購入記 2007年7月度

最近、仕事が忙しいので、めっきり本を読む時間が減ってしまった。これは由々しき事態ですぞ。 自然ブログをする時間もなくて、軽い放置状態である。今現在、一冊感想を書かなければならない本があ るのだが、それも書けずじまいである。 7月も前の月に続い…

古本購入記 2007年6月度

恒例の古本購入記なのだが、このところ月をおう毎に購入する冊数が減ってきている。もしかしたら、も う打ち止めに近づいてるのか、なんて思ってしまうのは杞憂だろうか?それともただ目につく本がないだ けで、世の中にはもっと多くの購入意欲をソソる傑作…

古本購入記 2007年5月度

はやいもので、前回の購入記からもう一カ月たってしまった。光陰矢のごとしというけれど、ホント時の たつのははやいねぇ。最近は一日でさえ、すぐ過ぎてしまう。こういう感覚にとらわれやすくなったとい うことは、ぼくも歳をとったということだろうか。と…

古本購入記 2007年4月度

恒例の月末古本購入記録である。はやいね。もう一ヵ月たっちゃった。しかし、今月はいつもより大分少 なかった。このごろは少し賢くなって、以前のように手当たりしだい買わないようになったからなぁ。 まっ、先立つものがないっていうのも大きな要因だけど…

古本購入記 2007年3月度

先の記事からだいたい一ヶ月たったので、また古本購入記を更新したいと思う。 だがその前に今日新刊書店に行ってきたのでちょっと書いておこうと思う。もちろん目的はあの「ハンニ バル・ライジング」である。冷静に考えて今買ってもすぐ読めないと判断した…