ようやく梅雨もあけたようで、いよいよ夏本番ですね。でも、今年の夏はあんまり暑くないような気がす
るんだけど、そうでもない?ウチのマンションまだ一度もクーラーつけたことないんだけど、みなさんど
うですか?4階で川が近くにあるからかな?夜なんか肌寒いくらいの風が入ってくるんです。
ま、そんな他愛もない話はこれくらいにして、先月は16冊購入いたしました。
ラインナップは以下のとおり。
「死にゆく妻との旅路」 清水久典
「ベンジャミン・バトン」 フィッツジェラルド
「ミシシッピー・シークレット」 リジー・ハート
「草の径」 松本清張
「会いたかった人―短篇セレクション サイコ・サスペンス篇〈1〉」 小池真理子
「命日―短篇セレクション幻想篇」 〃
「復活祭のためのレクイエム」 新井千裕
「眠り姫」 貴子潤一郎
「サポートさん」 日向蓬
「凍える森」 アンドレア=M・シェンケル
「ラスト・ブレスー死ぬための技術」 ピーター・スターク
「ダブルフェイス」 久間十義
「無痛」 久坂部羊
「カーマロカ」 三雲岳斗
「ニュークリア・エイジ」 ティム・オブライエン
「月を盗んだ少年」 ディヴィス・クラップ
「ウィッチクラフト・リーダー」 ピーター・ヘイニング編
「絵本新編グリム童話選」
さてさて、何から言及しましょうかね。とりあえず、声を大にして快哉を叫んじゃったのがソノラマ海外
文庫「月を盗んだ少年」、「ウィッチクラフト・リーダー」の二冊である。このシリーズをまさか自分で
見つけることになるとは思わなかった^^。以前にスタージョンの「影よ、影よ、影の国」をオークショ
ンで落としたときは、結構な値段がついてたんじゃなかったっけ?もう、その本も今は手元にないのだけ
ど、内容はどうであれこのシリーズが手に入ってうれしいかぎりである。感想はもうちょっと待ってね。
他の作品は見てのとおりで、得したなと思ったのが三雲岳斗の「カーマロカ」。新書版だが、100円に
なってたので驚いた。ピーター・スタークの「ラスト・ブレス」は新刊で出た当時から注目していた本。
これはあらゆる状況の死を描いた作品で、溺死、高山病、生き埋め、壊血病、熱射病、墜落死などの死の
真実が描かれているという本。一種の恐いもの見たさである。アンドレア=M・シェンケルの「凍える
森」はドイツ犯罪史上最もミステリアスといわれた凄惨な一家皆殺し事件を描く作品。どうも、すっごく
面白そうな匂いがしております。
日向蓬「サポートさん」と「絵本新編グリム童話選」の二冊はすでにこのブログで紹介済み。
というわけで、今回はこれぐらいで終わりにしたいと思います^^。