みなさんもご存知のとおり、7月は先月に続いて皆川博子熱狂マンスリーとなっていたので、自然彼女の
本をたくさん購入することとなった。もう、紹介済みの本もあるしこれから読む本もあるが古本で9冊7
作品。新刊本で2作品購入。まさしく憑かれたように買い求めていたわけである^^。
ま、例のごとく他の本もいろいろ買っていたわけで、総数としては25冊23作品の古本を購入したこと
になる。では、書き出してみようか。
「薔薇密室」 皆川博子
「伯林蠟人形館」 〃
「闇椿」 〃
「冬の旅人」 〃
「ジャムの真昼」 〃
「光の廃墟」 〃
「妖櫻記」 〃
「リオ 警視庁強行犯係樋口顕」 今野敏
「朱夏 〃 」 〃
「人の砂漠」 沢木耕太郎
「僕の推理とあの子の理屈」 村瀬継弥
「悪夢制御装置―ホラー・アンソロジー 」
「林檎の木の道」 樋口有介
「残糸の曲」 陳舜臣
「まぼろしのすむ館」 アイリーン・ダンロップ
「ミスター・ヴァーディゴ」 ポール・オースター
「柳影」 多田容子
「青空チェリー」 豊島ミホ
「カエサルを撃て」 佐藤賢一
「不祥事」 池井戸潤
「最後の間者」 岡田秀文
「遊園地」 津村節子
やはり皆川作品はあまり出てないのである。まだ戸川昌子のほうが見つけやすい。現役の作家であるにも
関わらず、この品薄状態はどうしたものだろう?デビュー作の偕成社から出てた「海と十字架」やもねさ
が紹介しておられた「トマト・ゲーム」なんて初期の本はこのまま一生お目にかかることもないのではな
いだろうか。日々、焦るばかりである。
他の作品については、いつものごとく気の向くままダラダラと買い求めたものばかり。この中で注目した
いのは「残糸の曲」かな。とてもおもしろそうだ。今回はめずらしい本もなかった。
新刊としてはこのあいだ記事でも紹介した皆川博子「聖餐城」と「倒立する塔の殺人」それとウィングフ
ィールド「フロスト気質」を購入。また『本が好き!』の献本でロバート・エリス「ロミオ」が届いた。
これは、いま現在読書中。なかなかおもしろい。
というわけで、古本探索は、まだまだ続くのであった。それにしても皆川博子の「結ぶ」は、どこにもな
いなぁ。