読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

古本購入記 2009年2月度

今月は、ほんとうに少なかった。ほとんど古本屋に行ってないのだから、当たり前だ。なぜだかわからな

いが、あまり行く気がしなかったのである。こういうこともあるんだなぁ。

そんな中で購入した古本は以下のとおり。

 「ドッペルゲンガー奇譚集  死を招く影」角川書店

 「ΑΩ ― 超空想科学怪奇譚」 小林泰三

 「ルインズ ― 廃墟の奥へ(上下)」 スコット・スミス

 「ウェスト・ポイントの幽霊」 ティモシー・R・オニール

 「決壊(上下)」 平野啓一郎

 「古本綺譚」 出久根達郎

 「アンダーリポート」 佐藤正午

 以上9冊、7作品である。少ないでしょ?で、奇妙なことに半数以上がホラー作品なのである。しばら

くホラー作品から遠ざかってたので、何かおもしろいホラーが読みたいなと思っていると、こうやって向

こうからぼくの方にやってくるから不思議だ。

ドッペルゲンガー奇譚集」は角川ホラー文庫の一冊。もう11年も前に出た本みたいだが、なぜかその

存在を知らなかった。ラインナップをみると

「知らない旅」阿刀田高

「ディオリッシモ」小池真理子

「チューリップ・チューリップ」筒井康隆

「分身」増田みず子

「誰・・・・・?」生島次郎

「エイプリル・シャワー」森真沙子

「待っている女」山川方夫

「桔梗合戦」皆川博子

「高所恐怖症」都筑道夫

「忘れられた姉妹」赤川次郎

と、なかなかバラエティーに富んでておもしろそうだ。なにより皆川博子が入っているのがいい。

こういうアンソロジーはあまりないなぁと思ってよく見てみると編集協力に七北数人の名があるでは

ないか。この人には以前「猟奇文学館」という素晴らしいアンソロジーでお世話になったのである。

だからちょっと期待してるんだよね。「ΑΩ ― 超空想科学怪奇譚」は、ゆきあやさんのオススメで気に

なっていた本。読み応えありそうで楽しみ。スコット・スミスは大評判だった「シンプル・プラン」があ

まりおもしろくなく、この人はもう読むことないだろうと思っていたのだが、今回の作品は密林での生理

的嫌悪を伴う恐怖が描かれているとのことなので一応買ってみた。でも、これは世間の評判自体がよろし

くないんだよね。「ウェスト・ポイントの幽霊」は新刊が出た当時に注目してた本。これはドキュメント

みたいなのだが、怖そうですぞ。表紙がすこぶる怖いんですけど。

「決壊」は単純におもしろそうと感じた。これだけは二冊で千円である。「古本綺譚」と「アンダーリポ

ート」は魔がさして買ったみたいなもの。でも、絶対おもしろいはず^^。

で、新刊はというと。

「ラザロ・ラザロ」 図子慧

「綺譚集」 津原泰水

の二冊購入。どちらもホラーですな^^。

あと「本が好き!」の献本が4冊。

「シャムロック・ティー」 キアラン・カーソン

「森に眠る魚」 角田光代

「十の罪業 BLACK」 エド・マクベイン

「十の罪業 RED」      〃

である。カーソンはもう紹介済みだし、角田光代はいま読んでいる。マクベインのアンソロジーは、とて

も分厚くて一冊が700ページ近くあるから、ちょっと間があきそう^^。図書館に予約してる本もある

から、なかなか忙しいですぞ^^。