2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧
こんな夢をみた。 実家の母から電話。 「今日、あんた宛に電話があってんけどな」 「ほう、誰から?」 「ヴェンデッタってとこ」 「は?なんて?」 「ヴェンデッタ」 「何それ?」 「わからん。ヴェンデッタっていうてた」 「それは何屋さん?」 「わからん…
しろねこさんの記事に触発されて、ぼくもこの『Yahoo!ブログのクローズアップテーマ』で記事を書いてみたいと思う。読書の秋、おすすめの読み物は?ということなのだが、過去にミステリ作品や短編集のオススメ記事を書いたことがあるので、今回は海外文学の…
作家 吉村昭が癌を発病し、息をひきとるまでを妻の視点で描いた作品。舌に痛みを感じたのがはじまりだった。舌癌を発病したのである。身内を多く癌で亡くしていた吉村氏は自身の健康にも気をつかい、とりわけ癌には気をつけていた。しかしその甲斐もなく癌に…
ようやく第二巻読了なのである。これで丁度折り返し地点となる。あいかわらず凄まじい訳注の嵐で、あっちこっちとページを繰るのがとても忙しい。かといって訳注を見たところで、その半分も理解できなかったり、ダブリンの市街の説明だったりするからほとん…
英国お得意のちょっと悪趣味で普通じゃないミステリ。悪趣味といったら語弊があるかもしれない。だってここで描かれる様々な事柄って、人間にはつきものなのだから。それがモンティパイソンに連なるイングランド式ブラックジョークで少し強調されているのが…
こんな夢をみた。 財布を拾ったぼくは、交番に届けなくてはと現実世界では決してやらない義務感にとらわれる。そこは馴染みのない町。いつか来たことがあるのだが、それは遠い昔なのでよく覚えていない。だから交番がどこにあるのかもわからない。 とりあえ…
毎日新聞の日曜のお楽しみ『今週の本棚』で「この人・この3冊」というコーナーがあるのだが、今回は佐藤亜紀選で皆川博子の3冊が選ばれていて狂喜した。ぼくにとってこの二人の組み合わせは最強だ。まるで夢のようだと貪るように読んだのだが、佐藤亜紀の…
ロンドン郊外の高級住宅地で未曾有の事件が起こる。そこに居住する10世帯すべての大人32人が殺され、すべての子ども13人が忽然と消失したのである。 警察の捜査では事件の真相は解明されなかった。殺害方法がわかっていても、その動機や子どもたちの消…