いよいよ今年最後の古本購入記になりました。
それにしても今年もたくさん買ったなぁ。数えてみたら古本262冊、新刊本34冊購入していた。
でも今年読んだ本は89冊だから、買ったうちの半分も読んでないことになる。これではいけませんね。
しかし、子どもがいると本ばかり読んでるわけにもいかないので自然こういう結果になってしまうのだ。
これだけは、どうしようもない。贅沢なジレンマだと思って受け入れることにしている。
で、2007年の最終月。今月も最初はあまり買えてなかったのだが、月の終わりになって色々購入し
た。古本14作品、15冊。新刊3冊である。
まず古本なのだが、先月買ったデヴィッド・ヒューソンのシリーズ第二弾があったので、これも先を見越
して購入。「生贄たちの狂宴」上下巻である。
ピーター・ロビンスン「渇いた季節」は、かなり読み応えありそうなミステリ長編。
田中哲弥「ミッションスクール」はそれほど読む気はなかったのだが、出だしがおもしろかったので購入
ニコラ・グリフィス「スロー・リバー」はSF的貴種流離譚ということで、こういう話は読んだことなか
ったので楽しみだ。
T・ジェファーソン・パーカー「サイレント・ジョー」は、結構話題になった作品だよね?この人はデビ
ュー作の「ラグナ・ヒート」もまだ読んでないのだが、とにかく購入。
柳広司「黄金の灰」は、ブログ内でも話題になってる人なので一応買ってみた^^。
高野秀行「怪しいシンドバッド」は、あまり見かけたことなかった。この人の本はおもしろさ保証つきな
ので見かけたら買うようにしている。
桐野夏生「I'm sorry mama」は、100円で売ってることが不思議なのだが、なんかの間違いだろうか?
マイクル・バーンズ「聖なる遺骨」はキリストの遺骨をめぐるオカルト・スリラー。ぼくはこういう話が
大好きなのだ。
網淵謙錠「斬(ざん)」は、前々から欲しかった本。首斬り浅右衛門の異名で有名な山田家の二百五十年
の歴史を描いた力作だ。
乾くるみ「イニシエーション・ラブ」、誉田哲也「春を嫌いになった理由」、池永陽「指を切る女」の三
冊は単行本で購入。
あと100円ではなかったがスラヴォミール・ラヴィッツ「脱出記」も古本で購入した。これはノンフィ
クションなのだがシベリアの強制収容所から脱走し、なんとインドまでを歩いて逃げたという驚異の記録
だ。極限のサバイバルを描いていて興味深い。
ということで、以上が今月購入した古本。以下は新刊本の紹介。
まずは昨日記事をアップした久保寺健彦「みなさん、さようなら」。
そして、とうとう買ってしまったアラスター・グレイ「ラナーク 四巻からなる伝記」。読むのはちょっ
と先になるだろうが、これは是非とも手元に置いておきたかった本なので、うれしい。
そして最後が「山口雅也のミステリーアンソロジー」。期待ハズレになるかもしれないとわかっていても
この手のアンソロジーは出れば必ず買ってしまう^^。
というわけで、これで今年の古本購入記は終わりである。今年もいっぱい買ったなぁ。
それでは、みなさん、本記事をもって年内は打ち止めにしたいと思います。今年もお付き合いありがとう
ございました。来年もまたよろしくお願い致します。
よいお年を!