読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

古本購入記 2008年10月度

またやってしまった。そうなのだ、10月はぼくがブログを始めた月なのだ。なんていってる今はもう1

1月なのだが、恒例のこの古本購入記を書こうと思い、前年はどんなこと書いてたのかなと思って見てみ

たら、昨年もブログ開設日を忘れてたと書いてあった^^。というわけで、みなさん三周年記念の記事は

例のごとく書けませんでしたが、これからもよろしくお願いします。我がブログも四年目突入でございま

す。あまり面白味のない変わりばえしない記事ばかり書いてますが、どうぞよしなにお願いいたします。

というわけで、一区切りついたところで古本購入記である。先月はいつもにも増して、数多く購入いたし

まして39冊37作品となりました。内訳は以下のとおり。

 「エイダ」 山田正紀

 「妖かし蔵殺人事件」 皆川博子

 「愛と髑髏と」      〃

 「みだら英泉」      〃

 「変相能楽集」      〃

 「花闇」         〃

 「朱模様」        〃

 「笑い姫」        〃

 「雪女郎」        〃

 「死神になった男」 源氏鶏太

 「ビート」 今野敏

 「船宿たき川捕物暦」 樋口有介

 「猫は知っていた」 仁木悦子

 「水没青函トンネル殺人事件」 安東能明

 「君たちに明日はない」 垣根涼介

 「氷の海のガレオン/オルタ」 木地 雅映子

 「戦慄の神像」 川田武

 「乱歩邸土蔵伝奇」 〃

 「旅涯ての地」 坂東眞砂子

 「帽子」 吉村昭

 「蚤と爆弾」 〃

 「目くらましの道(上下)」 ヘニング・マイケル

 「百瀬、こっちを向いて。」 中田永一

 「失われた椅子」 渡辺淳一

 「死なないで」 井上剛

 「ハミザベス」 栗田有起

 「お縫い子テルミー」 〃

 「マーチン・ヒューイットの事件簿」 アーサー・モリスン

 「ソーラー・ポンズの事件簿」 オーガスト・ダーレス

 「治療者の戦争」 エリザベス・アン・スカボロー

 「さよならバースディ」 荻原浩

 「絆」 小杉健治

 「第三の時効」 横山秀夫

 「震度0」     〃

 「看守眼」     〃

 「真夜中の神話」 真保裕一

 「テンペスト(上下)」 池上永一

 「刺客」 五味康祐

今回は、また皆川作品を数多く購入。内4冊はオークションである。ほとんどが時代物になった。この人

の本集めようと思ったら、結構な数になりますね^^。

で、店頭で買って凄くうれしかったのが、一言メッセージにも書いていた「テンペスト」である。これは

まさか100円で売ってるわけでなく半額の値段で購入したのだが、なんとこれがサイン本だったのだ。

こういう棚ぼた的なサプライズがあるから、古本屋巡りはやめられません。一冊も読んだことがなく、大

ファンなわけでもないけど、すっごくミーハーなので単純に喜んでおります。

他は、もねさんオススメの源氏鶏太の恐怖小説集を集中的に探したのだが、上記のとおり「死神になった

男」一冊しか見つけられなかった。これは今後も捜索していくつもり。

あとは、めずらしいところで川田武の新旧作品が手に入ったことかな。新の「乱歩邸~」はいまでも書店

にあると思うが、旧の「戦慄の神像」はないでしょ。これは半村良が得意とするSF伝奇っぽい作品のよ

うなので楽しみにしている。

とまあ、こんなとこかな。ともあれ、今回もなかなか満足のいく収穫でした。でも、もうそろそろブレー

キかけないと本を置く場所が無くなってきた。はやく消化していかねばなるまいて。