梅の季節なので、またもや梅ジュース作っちゃいました。これ飲んでると不思議と灼熱の夏でもバテずに
乗り越えられるんだよね。自然の力って凄いなぁ。
というわけで、先月分の古本購入記なのだが、またまた性懲りもなく大量に買ってしまいました。
数えてみたら33冊、28作品ときたもんだ。ま、例のごとくそのほとんどが一冊100円なので、出費
はそれほどでもないのだが、どんどん増える本を収納する場所がなくなってきましたぞい。読むスピード
が、購入スピードに追いついてないからこれは仕方のないことなのだが、それにしても欲しい本はいつに
なったら無くなるのだろうか。
では、いつものごとく成果を書き出してみよう。
「斧」ドナルド・E・ウェストレイク
「秘められた伝言」ロバート・ゴダード
「黄昏のベルリン」連城三紀彦
「薔薇船」小池真理子
「日傘のお兄さん」豊島ミホ
「檸檬のころ」 〃
「双眼」 多田容子
「やみとり屋」〃
「透明女」戸川昌子
「夷狄を待ちながら」クッツェー
「あかんべえ」宮部みゆき
「次の町まできみはどんな歌をうたうの?」柴崎友香
「今はもういないあたしへ・・・」新井素子
「ひとめあなたに・・・」 〃
「悦びの流刑地」岩井志麻子
「思案せり我が暗号」尾崎諒馬
「映画篇」金城一紀
「思考機械」ジャック・フットレル
「古城物語」南條範夫
「サバイバー・ミッション」小笠原慧
「嘘つきは妹にしておく」清水マリコ
「君の嘘、伝説の君」 〃
「ティーパーティの謎」カニグズバーグ
「総統の子ら」皆川博子
「皆川博子作品精華 迷宮ミステリー編」
「黒後家蜘蛛の会 2、3」アイザック・アシモフ
「おろおろ草紙」三浦哲郎
「逃がれの街」北方謙三
とりあえず喜びたいのは、「猫舌男爵」で虜になってしまった皆川博子の作品。「総統の子ら」の文庫三
冊は100円ではなかったが、「皆川博子作品精華」が100円で買えたのには驚いた。クッツェーの本
もだいぶ前に文庫になっていたのだが、古本屋で見かけたことがなかったのでうれしかった。あと掘り出
し物だと勝手に解釈しているのが「おろおろ草紙」である。これは、存在自体知らなかった作品。奥州の
天明大飢饉を描いているそうなのだが、あまりにも凄まじい内容にビビっております。それと、もねさん
イチオシの戸川昌子「透明女」を無事ゲットできたことを喜びたい。こうしてみると、時を経るごとに知
りたい作家、知らねばならない作家が増えていくゆえ、本の呪縛からも逃れられないようになっているら
しい。だから、いまは皆川博子がマイブームなので彼女の本がどんどん増えていってるというわけだ。
なんとも因果なことよのう。