一言メッセージでも書いてるが、いま図書館で借りているマルコス・アギニスの「マラーノの武勲」とい
う本を読んでて、これが4月29日に返却予定だったのにまだ読了していないのである。残すところあと
100ページなのでもうすぐ読み終わるのだが、予約で待っている人がいるので心苦しい限りだ。いま少
し待ってて下さいね。
というわけで恒例の古本購入記なのだが、今回は18冊17作品購入した。書き出してみると。
「吐きたいほど愛してる。」 新堂冬樹
「閃光」 永瀬隼介
「家、家にあらず」 松井今朝子
「庭の桜、隣の犬」 角田光代
「一応の推定」 広川純
「第四の母胎」 スタンリー・ポティンジャー
「弧宿の人(上下)」 宮部みゆき
「黄金姦鬼」 宇能鴻一郎
「セルバンテス短編集」
「バルコニーの男」シューヴァル/ペールヴァールー
「最優秀犯罪賞」 鷹見 緋沙子
「魔神の遊戯」 島田荘司
「愛こそすべて、と愚か者は言った」 沢木冬吾
「瓦斯灯」 連城三紀彦
「穴があったら、落っこちたい!」 中村うさぎ
「魚舟・獣舟」 上田早夕里
「最後のプルチネッラ」 小島てるみ
ということなのだが、言及しておきたいのは
1.「第四の母胎」という本は単行本なのだが、これの表紙がすこぶる怖いということ。
2.やっと宇能鴻一郎の「黄金姦鬼」を手に入れたのだが、これは表紙カバーがなかったということ。
3.先月書いた「セルバンテス短編集」もネットで注文して買ってしまったということ。
4.言わずもがなだと思うが、鷹見緋沙子というのは発表当時は覆面作家だったが天藤真、大谷羊太郎、
草野唯雄の共用ペンネームであってほとんどの作品は大谷氏が執筆していたが「わが師はサタン」が天藤氏、今回購入した「最優秀犯罪賞」は草野氏が執筆しているということ。
5.もしかしたら、リストを見て目が点になった人もいるかもしれないが、中村うさぎの本は乱心でも勘違いでもなく真面目に購入しており、この本の後半部分に非常に興味をソソられたので買ったということ。
6.最後の二作品はちょっと注目してみようかと思った女性作家だということの6点である。
で、新刊はというと、もう紹介済みの一肇「幽式」とP・アンソニイ「女悪魔の任務」の二冊。
ザンスのシリーズはこれで未読本が9冊になった。新展開になってからちょっとご無沙汰なのだが、もう
そろそろ読まなくてはならないと思う。でも、そこまで手が回らないんだよね~。