読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

古本購入記 2008年9月度

うちの実家にある柿の木に実ってる柿を食べてみたら、しゃりしゃりしてて結構甘くなっていた。もう、

そんな季節なのだなぁ。本当の食べ頃は、もう少しあとなのだろうけど、ついこの間まで暑い暑いとい

ていたのに、季節の移り変わりってはやいよね。気がつくと、肌寒くなっていたりして気持ちの整理もつ

かないまま、次の季節に放り込まれた感じだ。毎年のことながら、この変化にはいつも戸惑ってしまう。

そんなこんなで、感慨深くはじめてみたけどいつものごとく古本の購入記である。一日残ってるけど、も

う古本屋には行かないと思うので今日書いちゃます。

今月は28冊25作品購入。ちょっと多いので書き出してみる。

「イチジクを喰った女」 ジョディ・シールズ

「あやかし(上下)」 高橋克彦

「氷柱」 多岐川恭

「贋作 天保六花撰」北原亞以子

「空白の殺意」 中町信

「さくらの城」 信原潤一郎

「穴」 仁木悦子

「EVERY DOG HAS ITS DAY」 土井政司

「市長お電話です」 草上仁

「嫁洗い池」 芦原すなお

「父からの手紙」 小杉健治

水無川」     〃

「オロロ畑でつかまえて」 荻原浩

「なかよし小鳩組」     〃

「メリーゴーランド」    〃

「ワセダ三畳青春記」 高野秀行

「時生」 東野圭吾

きよしこ」 重松清

「連鎖」 真保裕一

「盗聴」  〃

「臨場」 横山秀夫

鶴屋南北冥府巡」 皆川博子

「鳥少年」       〃

「深海のYrr(上中下)」 フランク・シェッツイング

「急行出雲」 鮎川哲也

これ書くのだけでも結構疲れるね。今月めずらしいのは多岐川恭の「氷柱」かな。講談社文庫版だけど、

あまり見かけないよね?あとはとりたてて言及するほどの本はないのだが「深海のYrr」が一冊百円で売

ってたのには驚いた。これ絶対、店員の間違いだって。ぼくはうれしいけど^^。毎度おなじみの皆川作

品は、もうすでに紹介した「鳥少年」とオークションで落札した「鶴屋南北冥府巡」ね。この人の本は、

ほんと出回ってないね。

ということで、古本はこんな感じ。新刊はといえば

「オテルモル」 栗田有起

「20世紀の幽霊たち」 ジョー・ヒル

「下北沢」 藤谷浩

「雨にもまけず粗茶一服」 松村栄子

の4冊購入。すべて文庫本だ。気になっている本はいっぱいあるのだが、経済的理由により涙を呑んでス

ルーした本も多い。例えば池上永一テンペスト」とかジュンパ・ラヒリ「見知らぬ場所」とかナンシ

ー・ヒューストン 「時のかさなり」とかコニー・ウィリス 「マーブル・アーチの風」とかリン・ディ

ン 「血液と石鹸」とかね。これらは、仕方がないから、図書館で借りようかと思っている。いつになる

かは、わからないけどね^^。