続けて読みましたけどなにか?全然関係ないけど書きますが、映画の「トワイライト・ウォリアーズ」も2週続けて観ました。斯様にわたしという人間は気に入ると何度も何度もくり返しちゃうんです。LESSERAFIMの「HOT」も毎日聴いてるし。
それはさておき、今回のジョーはのっけから感情メーターが振りきれるほどのえらい事件が起きちゃって大変なのだ。「越境者」のラストで気を持たせて終わったのが、とんでもない事態になっていたのである。本の紹介見れば書いてあることだから、別にここで書いてもいいと思うんだけど敢えて書きませんよ、ぼくは。気になった人は、自分で本を手に取って確かめてください。ネット検索しないでね。それだと本を手にすることがなくなっちゃうので。
そういう大変なことが起こって、さらにあのネイトが、ああた、まあ、エライことになっちゃって。それに加えてジョー自身の仕事に関係する大きな事件も起こってまさに三つ巴でストーリーは進んでゆくのであります。
まあ今回もビュンビュン進む進む。みるみるページがめくられていくのであります。そして事件の渦中にいる、とある家族。彼らが事件の鍵を握っているようでもあり、そうでなくもあり。南部のインテリジェンスとはかけ離れた一家。人が嫌がる仕事をし、自分の利益のためなら他人を蹴落とし、というか亡き者にするのも平然とこなしてしまうような家族。身体から臭い体臭をまき散らし、深慮という言葉は異国の言葉だといわんばかりの空辣な頭の男たち、そしてそれを束ねる家族の王的存在の母親。
この一家がジョーの前に立ちはだかるのである。
その『とある家族』が出てくる場面は、ある意味ホラー的な不気味さを漂わす。こんな奴らを敵にまわしたらと思うと、背筋が寒くなる。彼らの母親に準ずる姿勢の不気味さ、おのおのの常識離れした思考の不気味さ、そして母親自身の絶対君主としてすべてを統べる者としての突出した不気味さ。ジョー、いったいどうするんだよ?と言いたくなる展開に歯噛みする。
ラストでは、あっちもこっちも危険が迫り、ぼく自身物語の先行きが気になって仕事も上の空になる始末。ああ、なんて罪深いおもしろ本なんだ!
というわけで今回も大満足だったのでありました。次もいっちゃう?いやいや、次の本がなくなるのが怖いから、ここらへんでひとまずジョーとはお別れしよう。
