2005-11-04から1日間の記事一覧
今回、新訳が出たということで、このジェームス・ディーン主演の映画で超有名な作品を読んでみたのですが、久しぶりに小説を堪能しました。もう、淫したといってもいい。正直いって読む前は、これほど心をとらえる本になるとは思っていませんでした。第一、…
本書は、ストリートキッズだった主人公ニールが、父親代わりのグレアムに拾われ探偵として生きる術を学びながら成長していくという涙ちょちょぎれもんの傑作シリーズ第4弾です。 シリーズを続けて読んできた読者にとっては、本書の展開はまことに楽しい。 …
本書はケルトの伝承や伝説をもとに描かれたゴシック・ホラー短編集。で、不思議だったのが現代を舞台 にしてて何故にゴシック・ホラーなのかってことだったんですが、読み進めていくにつれてその疑問は消 えさりました。 最初の数編はまさしく現代を舞台にし…
本書を読んで、いったいカレーソーセージなる食べ物がどんな味なのか作って試さない人がいるでしょうか。それほど本書で描かれるこの魅惑的な食べ物は、あこがれと賞賛に満ちていますね。しかし出発点はカレーソーセージなんですが、そこからひろがる物語は…
ぼくの独断と偏見で決めた感涙SFベスト3の二冊目です。 ロバート・F・ヤングの作品をひとつでも読めば、誰もが彼の虜となることでしょう。とにかく彼の作品は甘い。そしてひしひしとせつない。 本を読んでいて涙を流すことのなかったぼくが、はじめて涙…