読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2007-04-14から1日間の記事一覧

フィッツ=ジェイムズ・オブライエン「失われた部屋」

ポーとビアスを架橋する作家なんていわれている。この人が活躍した当時はまさしく時代の寵児となり、文名を馳せたそうだが、今ではあちらでもこちらでも、もう忘れさられた作家である。 しかし本書に収録されている十作品を読んでみると、これが案外イケてた…