読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

幸せな空、悲しい空

昨日の空がとても悲しい

あふれた感情がいまいましい

なんて奴だ、と思われてもかまわない

嘘をつくくらいなら、死んだほうがマシだ

足元を流れる汚い川に

幸せの残骸が浮かんでる

ぼくたちは、いまもこうして生きている

打ち捨てられた、ゴミの上で一生懸命生きている

どれだけがんばればいいのだろう?

見返りと報いは等価なのか?

ゆっくり歩を進め

まわりを見渡すと

きれいなものと汚いものが

ぼくの目に飛び込んでくる

子どもたちも、おんなじ景色を見てるんだろうな

子どもたちは、どう思ってるんだろう?

君の笑顔が曇る日はあるの?

輝く瞳が涙で見えなくなる日はあるの?

こんなに幸せなのに

どうして不安が背中あわせなんだろう?

昨日の空は悲しい

じゃあ、明日の空は?

ちっぽけな幸せが空の彼方に見えるかもしれない

君と見てる空が

幸せな空になればいいね

悲しい空は、もうごめんだよ