読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

ぼくの気持ち

ついさっき

ぼくの心を蹴飛ばしたよね?

バス停では、あんなこと言ったけど

本心じゃないんだよ

口をとがらせたキミは可愛かった

伏せた目のまつげの先に光が宿って、とってもキレイだった

ため息ばかりついていたのは

退屈だったわけじゃない

ぼくの気持ちを伝えたいけど

伝えられなかったからなんだ

ぼくは、自分の心に正直じゃない

ほんとは・・・

ほんとは、キミに言いたかったんだ

キミのきまぐれな性格が好きだって

キミのたよりなげな肩が好きだって

キミの拗ねた顔が好きだって

キミの細い腰が好きだって

こんなに人を好きになったのは初めてなんだ

明日、また学校で会おうね

明日こそきっとキミに伝えるよ

ぼくの本当の気持ちを