ついさっき
ぼくの心を蹴飛ばしたよね?
バス停では、あんなこと言ったけど
本心じゃないんだよ
口をとがらせたキミは可愛かった
伏せた目のまつげの先に光が宿って、とってもキレイだった
ため息ばかりついていたのは
退屈だったわけじゃない
ぼくの気持ちを伝えたいけど
伝えられなかったからなんだ
ぼくは、自分の心に正直じゃない
ほんとは・・・
ほんとは、キミに言いたかったんだ
キミのきまぐれな性格が好きだって
キミのたよりなげな肩が好きだって
キミの拗ねた顔が好きだって
キミの細い腰が好きだって
こんなに人を好きになったのは初めてなんだ
明日、また学校で会おうね
明日こそきっとキミに伝えるよ
ぼくの本当の気持ちを