読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2012-05-07から1日間の記事一覧

岸本佐和子 編訳「居心地の悪い部屋」

タイトルからもわかるとおり不穏な雰囲気をまとった作品ばかりのアンソロジーということだが、読了してみればさほどでもなかった。居心地の悪い作品といえば、やはり一番に思いつくのがディーノ・ブッツァーティであり、独断で言わせてもらえば彼の右に出る…