読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

古本購入記  2010年5月

最近は、いっかな本を読む時間が捻出できなくて困っている。どういうこったろうね?そんなに生活パタ

ーンが変わったわけでもないのに、ほんと不思議だ。でも、古本買いはコンスタントに続けていて、どん

どん、どんどん本は溜まっていく。5月も驚くほどたくさん買ってしまった。数えてみたら37冊34作

品だった。一日一冊以上買ってることになるではないか!うーむ、ほんと病気だな、これは。

というわけで5月の購入本タイトルは以下のとおり。

「でりばりぃAge」 梨屋 アリエ

「風魔(上中下)」 宮本昌孝

「死が二人を分かつまで」 赤川次郎

「殺人を呼んだ本―私は図書館」 〃

「優しい子よ」 大崎善生

「一条の光」 曽野綾子

「春草の夢」   〃

「肝、焼ける」 朝倉かすみ

鶴屋南北の死」 杉本苑子

「見えない貌」 夏樹静子

「カタブツ」 沢村凛

「子どもの隣り」 灰谷健次郎

「牛込御門余時」 竹田真砂子

「死者は黄泉が得る」 西澤保彦

「怪魚ウモッカ格闘記」 高野秀行

「拷問者の影[新しい太陽の書1]」 ジーン・ウルフ

「聖ジェームス病院」 久間十義

「ダブリンで死んだ娘」 ベンジャミン・ブラック

「リビングデッド・ファスナー・ロック」 瑞智士記

「今昔奇怪録」朱雀門

「乱世玉響 蓮如と女たち」 皆川博子

「恋紅」           〃

シャングリ・ラ(上下)」 池上永一

「招かれざる仲間たち」 源氏鶏太

「熱風大陸 ダーウィンの海をめざして」 椎名誠

「全日本食えば食える図鑑」        〃

「殺しの接吻」 ウィリアム・ゴールドマン

アイスマン」 J・R・ランズデール

「塔の物語」 井上雅彦

「蘆屋家の崩壊」 津原泰水

「九月が永遠に続けば」 沼田まほかる

切り裂きジャックはあなたの友」 ロバート・ブロック

「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」あせごのまん

「霧の迷宮から君を救い出すために」 黒田研二


どうでしょうか。たくさん買いましたね。それほどめずらしい掘り出し物はなかったのだが、源氏鶏太

「招かれざる仲間たち」というのは、怪奇物ばかり集めた短編集だそうで、これは見つけられてよかった

と思っている。あと曽野綾子の「春草の夢」はミステリっぽい作品ばかり集めた短編集だそうで、これは

オークションで手に入れた。いつもなら買わない椎名誠の二冊は、写真が数多く載ってて楽しそうだった

ので、おもわず購入。皆川博子の二冊は、あまり見かけないのでオークションで手に入れようかと思って

いた矢先だったので、うれしかった。

というわけで、古本購入記はこれまで。新刊はというと、ナンシー・クレス「アードマン連結体」のみ購

入。前回の短編集「ベガーズ・イン・スペイン」はあまりソソられなかったのだが、今回の短編集はとて

もおもしろそうだったので思わず買ってしまった。感想はもうちょっと待ってくださいね。