読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

ドラクロア

きみのその白い腕をぼくの首に絡めて

柔らかくて、すべすべしたきみの肌を感じたいんだ

いい匂いのするきみのすべてをぼくのものにしたい

ときどき訳がわからなくなるんだ

きみをどうにかしてしまいそうになる

もどかしい気持ちに自分を抑えられなくなる

許してほしい

ぼくはきみにふさわしくないのに

こんなにきみを愛してしまった

きみをおもうと何でもできそうな気がする

きみの笑顔を思い出すと世界が明るくなるんだ

許してほしい

ぼくはきみを愛してしまった

きみの声も、大きな眼も、つややかな黒髪も、折れそうなほど細い腰もみんなぼくのものにしたい

さあ、夜明けの道をいっしょに歩こう

まだ薄暗い夜明けの道を