先日、「ガリレオ」の名を冠したタイトルを考えるという記事を書いたときにチャールズ・ストロス「ア
イアン・サンライズ」を購入したと付記してたのだが、これを嬉々として読み始めたにも関わらず見事に
玉砕してしまった。わお!千円もする文庫なのに、なんともったいないことを!
がんばって読み進めようとしたのだが無理だった。興味が持続しなかった。やはりSF作品は慎重に事を
進めなければならないようだ。わけもわからずにフィーリングで選んだりしちゃダメなのだ。これからは
もっとリサーチを徹底して吟味していくことにしよう。
で、話は戻るのだが、あの「ガリレオ」の記事書いてから本屋で「ガリレオ」の名を冠した本をいくつか
発見した。香納 諒一「ガリレオの小部屋」なんてのがあったり、ジュブナイルなのだが思わず買おうか
とおもってしまったグレッグ・ライティック・スミス「ニンジャ×ピラニア×ガリレオ」なんて本もあっ
た。そういえば、ストンと抜け落ちていたが東野圭吾「探偵ガリレオ」てのもあったんだ^^。
やっぱり色々出てるんだなと思った。タイトルって大事だもんね。これだけで思わず手にとってしまうこ
ともあるもんね。「ガリレオ」ひとつとっても、こんなに色々なタイトルがつけられているとはね。
インパクトのあるタイトルや、シンプル極まりないタイトル、意味のわからないという点で印象的なタイ
トルや、あったかくなるタイトルなどなど、やはりタイトルはその本の顔だから作者も散々考えてつけて
いるんだろうなと思う。そうなれば、やはり自分でも思わず手にとってみたくなるようなタイトルを考え
てみたくなるってものだ。ならない?なるでしょう?
というわけで、またまた本のタイトルで遊んでみようと思う。こういう意味のないこと結構好きなんだよ
ね^^。ではまず手始めにミステリという設定でこんなのはどうだろう。
『おどうが鎌を手に持って』
これは、作中に登場するわらべ唄の一節がタイトルになっている。いわゆる童謡殺人物というわけだ。
もうひとつミステリっぽいのいってみよう。
『黄色い夢と黒い縄』
ちょっとシュールだ。わけがわからない。
では、こんなのはどうだろう?
『いつくしむ夜と憂う朝』
これは恋愛物にしたらストレートすぎるな^^。
SFっぽいのも考えてみよう。
『ファラン・リードの終息』
それっぽくない?こんなのは?
『銃殺された天使』
どんどんいこう。
『許された記憶』、『無残な親指』、『傷をなめる女』、『ユークリッド・スライサー』、『電柱虫』
『槿氏と十二人の殺人犯』、『烈火の子ども』、『ひなびた村の凄惨な事件』、『緑脚の駱駝』、ふう。
どうだろう?こんなタイトルの本が棚に並んでたら、手にとってみたくなる?