わが娘が、小学4年になってはじめて、人間関係に悩んでいるらしい。
信用できる親友が一人もいないという。
こういう時、どんなアドバイスをしてやればいいのかと、親の立場としても悩んでしまう。本人は、わりとさっぱりした性格なので、そんなに深刻な話でもないのだが、
やはり、親としては気になるところだ。
小学校の中学年といえば、男女の性差も顔をのぞきはじめ、思春期手前の気難しさの萌芽がポツポツ出はじめる時なのだろう。
人間関係の難しさ、無邪気な年代からの移行、背のびする自我、様々な要素が混ざり合って、本来ならスマートに進む過程が、複雑になってしまう。
どうにか、うまく立ち回って欲しい。したたかになる必要はないが、適度に傷ついてもいいから乗り越えて大きくなって欲しい。
そして学んで欲しい。世の中には理不尽なことも、自分の思い通りにならないこともあるということを。