あのね、キングの「悪霊の島」が、いまだに行き着けの本屋に入荷されないのね。だから実物もまだ見れ
てない状態なのでございます。いつも不思議に思うのだが、欲しいと思う本に限ってなかなか入荷されな
いのだ。先月も「幽霊の2/3」を手に入れるために何回も本屋に通ったし、18日に発売されてるはず
のランズデール「ババ・ホ・テップ」は、今日ようやく買うことができた。これも発売日から何回も本屋
に通ったのだ。だが、待ちに待ったキングの新刊にはいまだあえず。ああはやくこの手にしたいものだ。
そうそう、奇想コレクションの新刊である「洋梨形の男」なんかとっくの昔に刊行されているのに、いま
だに本を見たことがないのだ。いったい、これはどういうことなのだろう。
というわけで、9月の古本購入は以下のとおり。
「おはなしの日」安達千夏
「判事よ自らを裁け」土屋隆夫
「聖悪女」 〃
「デス・コレクターズ」ジャック・カーリィ
「ハル」瀬名秀明
「夏の光」田村優之
「短篇礼讃」大川渉編
「エンデュミオンと叡智の書」マシュー・スルトン
「アインシュタイン・セオリー」マーク・アルパート
「黒のトイフェル(上下)」フランク・シェッツィング
「鼻」曽根圭介
「贅肉」小池真理子
「ハムレット狂詩曲」服部まゆみ
「虹の悲劇」皆川博子
以上15冊、14作品である。今回はそれほどめっけもんの本はなかったなぁ。いたってノーマルな収穫
である。うれしかったのは、娘の学園祭に行って文芸部の古本販売コーナーでみつけた「短篇礼讃」ね。
このちくまの短編集シリーズは、結構注目しているのだ。50円で買えました。あとは新刊で出た時にお
もしろそうだなと思っていた「アインシュタイン・セオリー」がはやくも100円コーナーで見つけられ
たこと。「夏の光」も見つけられてよかった。
というわけで、古本はこんな感じだったのだが、新刊はお粗末なもので
「夕暮れをすぎて」S・キング
「“文学少女”と恋する挿話集 2」野村美月
の二冊のみ。ご存知のとおり、もう読んじゃいました。
さて、ではまたキング本を探しに行かなくてはいけないので、ここらへんでオサラバしたいと思います。