読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2010-08-19から1日間の記事一覧

貴志祐介「悪の教典(上下)」

どこまで話してもいいのかな?とりあえず、本書には稀代の殺人鬼が登場する。その名は蓮実聖司、高校の英語教師であり、その甘いルックスと高い知性でもって学校でも人気の先生なのだが、彼は生まれつき人間としての感情が欠如しているという重大な欠陥をも…