読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

最近の新刊購入事情

久しぶりに本の購入記録をつけておこうと思う。

今回は新刊書を多く購入。臨時収入があり、ちょっとリッチになったのだ^^。こういう場合、ぼくが

買うのはもちろん『本』だ。それも、いつもは指をくわえて我慢している新刊書を中心に購入する。

まず気になったのが、荻原浩の「母恋旅烏」。この人は気になっているのだ。大いに乗り遅れている感

がある。で、なぜこの本なのかというと、とにかく気になって仕方がなかったのだ。これは、おそらく

スゴクおもしろい本なのだ。ぼくのアンテナがビンビン反応しているから間違いないだろう。

岡田智彦「キッズ アー オールライト」もそういった意味では、アンテナが激しく反応した本だった。

予備知識なし、本屋で遭遇→即購入。高校生VSヤクザ?右手がハサミ状の怪人ビリィ?なんかおもし

ろそうではないか^^。年甲斐もなくワクワクしてしまった。

貫井徳郎「空白の叫び」はiizuka師匠が紹介されてたので、有無をいわさず購入。しかし、これは楽天

のポイントがたまっていたので非常に安く購入できた^^。

リチャード・マシスンが現役でがんばっているとは知らなかった。「奇術師の密室」だって、おいおい

ミステリだよ。これは買うしかないでしょ。しかも表紙は影山徹だし。

同じ翻訳ミステリで永らく絶版、伝説の作品と化していたウィリアム・モール「ハマースミスのうじ虫

」が復刊された。なんの前ぶれもなくサラッとこういうことしちゃうから東京創元社はカッコいい。

得てして、こういう本は期待ハズレになってしまうことが多いのだが、さて本書は如何に^^。

日日日も新刊が出た。「ピーターパン・エンドロール」だって。表紙がセンスいい。内容も確かめずに

、それだけで購入。

奥田 英朗「最悪」のようなテイストの本を探していて、気になったのが山本甲士「かび」だ。主婦が

大企業を相手に戦闘開始!ということで、期待していいのではないかと判断した。

朝日新聞の書評で佐野洋氏がプッシュしていたのが吉村達也「なぜ紫の夜明けに」である。この人と太

田忠司などはいままで一冊も読んだことがない。これからも読むことないと思っていたが、佐野氏の言

葉を信用して購入した次第。

その他、カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」、エリック・マコーマック「隠し部屋を考察して」

ジョナサン・キャロル「パニックの手」、三雲岳斗「M.G.H.」などもドタドタと購入。

おお!、こうして書き出してみると結構買ってるじゃないか!大丈夫か?新刊の鮮度が保たれているう

ちに読めるのか?

最近は平日に本を読む時間が極端に少なくなってしまっている。う~ん、ほんとうに大丈夫か?