読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

mまたまた登場m

イメージ 1

うれしくって、また書きます。

その後なんですが、山田忍法帖を極めたあとは、日本のその他の作家を色々物色することになります。
筒井康隆赤川次郎夢枕獏などなど。

特に筒井SF短編には、のめりこみましたね。彼のSF短編は他の追随を許さない独創性とグロテクスさがあって、一種の麻薬みたいなもんでした。

そうこうしているうちに、海外作品にも目を向けるようになりまして、その当時丁度おあつらえ向きに出版されたのが文春文庫から出た「東西ミステリーベスト100」という本。
この本いまだに所有してるんですが、ボールペンでいっぱい印つけたのと、何度もめくり返してるのとでボロボロです。この本は、国内と海外のミステリー作品のベスト100を簡単なあらすじと読みどころでもって紹介したもので、右も左もわからない新参者には大変重宝する代物でした。
この本の中には、執筆者の名が出てこないのですが、たぶんこの本の読みどころを書いておられたのは、あの北村薫氏ではないかと思います。

で、この本の助けを得て、ぼくは海外作品の大海へと漕ぎ出していくのでありました。

では、今回はこのへんで。次回乞うご期待。