読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2018-07-08から1日間の記事一覧

阿部智里「玉依姫」

シリーズ5作目にして、はじめて現代世界が物語に絡んでくる。というか、この作品がすべての作品の原点なのだそうで、女子高生だった著者がはじめて描いたファンタジー小説が本書だったということなのだ。 だから、物語の導入は異界へと紛れ込む女子高生とい…