読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2012-11-17から1日間の記事一覧

西村賢太「人もいない春」

久しぶりの賢太くんなのである。収録作は以下のとおり。 『人もいない春』 『二十三夜』 『悪夢―――或いは「閉鎖されたレストランの話」』 『乞食の糧途』 『赤い脳漿』 『昼寝る』 六編収録されているにもかかわらず、二百ページ足らずという短さ。かてて加…