読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2006-12-21から1日間の記事一覧

ジョナサン・キャロル「パニックの手」

キャロルは14年前に一冊読んだきりだった。そのとき読んだのが「我らが影の声」。 これはオビの文句にだまされた本だった。『結末は誰にも話せない』なんて、とんでもないどんでん返しか驚愕の結末が待っていると思ってしかるべきではないか?それとも、多…