夏でもないのに光があふれる
鼻をかすめる薫風は
ただそれだけで幸せを感じさせ
空洞なぼくの心を満たしてくれる
揺さぶられた拍子に転がりだした
どこかに失くしてしまった思いやり
花を見て美しいと思う心
自分を犠牲にできる強さ
やさしい笑顔
大きな壁を乗り越えて
ぼくは前にすすんでゆく
前にすすむほどに、いろんなものが背中に乗っかってくる
美しいと思う心
かわいそうだと思う心
手を差しのべる勇気をください
かみさま
ぼくに
勇気をください