まだ一冊も読んだことないのに、仁木悦子の本を集めている。古本屋で見つけると買うようにしている。
しかし、仁木作品はあまり出回ってないみたいだ。まず、そんなに見かけることがない。たとえあったとしても、それはたいてい「銅の魚」である。この本は現役で買ってたので、いらないのだ。
でも時たま、どどーーっ!と一斉に並んでることもある。そうなると、いったいどれを買って、どれを買ってないのかよくわからなくなったりする。だから、ダブりで買うこともしばしばだ。
そんな悩ましい仁木悦子本のコレクションを10冊だけ紹介してみよう。
何度も書くが、ぼくはまだ一冊も読んでないので内容の問い合わせは受付けません。
では、さっそくいってみましょうか
角川文庫の仁木悦子の本は猫の絵と相場が決まっている。この中で「夏の終わる日」がダブり本である。
これに対して講談社文庫は猫がいっさい出てこない・・・・と思う^^。こちらは、抽象的もしくは不気味な人の絵である。こんなのね↓
仁木悦子といえば仁木兄妹が探偵役を務める話が多いみたいだが、三影潤なる探偵が活躍する話もあるということで一年程前に出版芸術社から「探偵三影潤全集」なる本が三冊も出ている。実をいえば、仁木作品の中ではぼくはこれが一番気になっているのだ^^。この中では「赤と白の賭け」がダブり^^。
それでは10冊目
三冊づつ撮影してたので一冊だけ残ってしまった^^。ほんとうは他の本も何冊かあることはわかっているのである。最初に言及した「銅の魚」はもとよりデビュー作の「猫は知っていた」も「穴」も「夢魔の爪」も「粘土の犬」もどこかにあるはずなのだが、あまりにも大掛かりな捜査が必要なため、今回は撮影を断念した。非常に残念である。
というわけで、ささやかな仁木コレクション開陳始末いかがだったであろうか。
仁木本はこれからも見つけ次第購入していこうと思っている。でも一度何が手元にあるのか、調査しなくちゃいけませんな^^。