読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

御手洗 潔 事件簿年表

 1999年発行の講談社の文庫情報誌「IN☆POCKET」に御手洗 潔 関連事件の年表が載っていたのでそれをもとに、年表を作ってみました。なお、♪マークは未発表作です。

昭和11年 2月    「占星術殺人事件」発生。

昭和23年11月28日  御手洗潔生誕。

昭和29年 6月    「鈴蘭事件」発生。

昭和31年 6月    「Pの密室」事件発生。

昭和34年 8月    「ブローフィッシュ教」事件。

昭和35年 6月    「マンモス館の謎」事件。♪

昭和37年 8月    「ケルトの妖精」事件。♪

昭和41年 9月    「ボストン幽霊絵画事件」。

昭和44年       「摩天楼の怪人」事件。

昭和45年12月    「糸ノコとジグザグ」事件。

昭和49年 2月    「ある騎士の物語」事件発生。

昭和53年        「異邦の騎士」事件。

昭和54年 4月     「占星術殺人事件」解決。
   
   同年12月    「数字錠」事件。

昭和55年 元旦     横浜馬車道で、御手洗・石岡共同生活開始。

   同年 9月    「嘘でもいいから殺人事件」。

   同年10月     「疾走する死者」事件。

昭和56年 5月    「UFO大通り」事件。♪

昭和57年 5月     「山高帽のイカロス」事件。

   同年11月    「セント・ニコラスのダイヤモンドの靴」。

昭和58年12月    「斜め屋敷の犯罪」事件発生。

昭和59年 1月    「斜め屋敷の犯罪」事件解決。

   同年 9月    「暗闇坂の人喰いの木」事件発生。レオナ登場。

昭和60年       「紫電改研究保存会」の謎、解明。

昭和61年 5月    「暗闇坂の人喰いの木」事件解決。

   同年 8月    「水晶のピラミッド」事件発生。

   同年11月    「水晶のピラミッド」事件解決。

昭和62年 6月    「水晶」事件の謝礼でモナコに招待されてのち、 「ギリシャの犬」事件。

昭和63年10月    「切り裂きジャック百年の孤独」事件。

   同年11月    「舞踏病」事件。

平成 1年 2月    「ある騎士の物語」事件解決。

平成 2年 3月    「IgE」事件。

   同年12月    「SIVAD SELIM」。

平成 3年  春    「眩暈」事件。

平成 4年 6月    「アトポス」事件。

平成 5年 8月    「ロシア幽霊軍艦」事件。

   同年10月    「最後の一球」事件。

平成 6年 1月     御手洗潔ヘルシンキへ。 ストックホルム大に招かれ、客         
            員教授となり「ヨーロピアン脳の十年」研究ティームに参  
            加。


平成 7年 3月    「龍臥亭事件」。

平成 8年 4月    「里美上京」。

   同年 5月    「大根奇聞」。
            「ハリウッド・サーティフィケイト」事件発生。レオナが主
             人公。

   同年12月    「最後のデイナー」事件発生。

平成 9年 4月    「最後のディナー」事件解決。

   同年10月    「さらば遠い輝き」。

   同年11月    「鈴蘭事件」、解明。

平成10年 1月    「Pの密室」事件発見。

   同年 2月    「エンゼルズ・フライト」。

   同年 3月    「御手洗パロディ・サイト」事件。

   同年10月    「パロサイ・ホテル」事件。

平成11年 1月    「伊根の龍神」事件。♪

平成11年       御手洗潔ストックホルムからウプサラ大(バイオメディカ   
            ルセンター)に移る。たぶんこの頃に「ネジ式ザセツキー」

            事件。


平成13年 2月    「シアルヴィ館」。

   同年11月    「魔神の遊戯」事件。

平成 9年 4月    「シアルヴィ館のクリスマス」。

平成16年 2月    「海と毒薬」。


 こんな感じになりました。このあいだ「摩天楼の殺人」を読んだときちょっと疑問に思っていたのですが、たまたま整理していたら「IN☆POCKET」が出てきて、パラパラ見てたらこの年表が載ってたんです。そこに載ってない作品は、ぼくがつけたしました。未発表作の中には「ライオン大通り」ってのもあって、驚いてしまいました。この頃から構想あったんですね。

 とりあえず気になるのは、「ハリウッド・サーティフィケイト」の続編の「エンゼルズ・フライト」ですね。レオナが余計だと言う人が多いんですが、ぼくはあまり違和感おぼえません。「ハリウッド~」もハードボイルドタッチで、なかなかおもしろかった。御手洗の出番が少ないのが逆によかった。だからこの続編にも期待してしまいます。