読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

最近の読書家

こだわりがないから、色々なものに興味が出てくる。

判断基準はおもしろいか、そうでないか。ジャンルは問わない。

ある時はSFを読み、ある時はミステリー、またある時は歴史物を読み、ある時は文芸大作を読む。

かつては、偏った読み方をしていた。ある作家に出会い、それが気に入るとその作家の本ばかり集中して

読んだ。

いまでは、そういう読み方はしない。

ある時期をすぎると、次に読む本を10冊選出してその中から選ぶという方法をとった。

これが、無類に楽しい。

様々なジャンルの本を寄せ集めて、その中から読むべき本を吟味するのだ。

またたく間に時間がすぎるほど、集中した。

いまでは、次に読む本をある程度決めている。

それは、いろんな理由から決めていくのだが、話題性とか、必要性とか、共時性とか、ひらめきとか、と

にかくごった煮になった頭の中で、ルーレットが回り次に読むべき本に白羽の矢がたてられる。

本を読む場所は、プライベートと仕事中に分けられる。

家で読む本と、外で読む本だ。

仕事中というのは誤解されそうだが、車の中である。

運転していて、渋滞にひっかかった時、踏切りで停車した時などに本を読む。だから、ぼくは渋滞大歓迎

なのだ。いま車中で読んでいるのはダン・シモンズ「カーリーの歌」。もう間もなく読了するだろう。

家で読んでいるのは、アリステア・マクラウド「彼方なる歌に耳を澄ませよ」。

この本、今年の2月にでた本なのだが、おそらく今年のベスト1になるだろうと予測されたので、いまま

で読まずにねかせておいたのだ。

予想に違わず素晴らしい作品である。やはりマクラウドは至宝ともいうべき作家だと思う。

話がそれた。

で、何がいいたいのかというと、欲張ってはいけないということなのだ。

欲張りなぼくはすべてのジャンルにおいて、成果を認めたいと思っている。

無謀なことだ。

でも、あきらめきれない。

最近は、このブログをはじめたことによって、時間も割かれてる。

難しい。

ディアゴスティーニの温泉旅館も、ここ7回分ほど手をつけられずにいる。

難しい。

本を読むペースが極端にスローペースになった。

もっと時間が欲しい。