読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2017-07-30から1日間の記事一覧

池井戸潤「アキラとあきら」

700ページあるのだが、読み始めたらアッという間だった。相変わらずのリーダビリティだ。池井戸作品のこういった銀行物の面白さというのは、ある意味カタストロフの醍醐味であって、解決不能な難問または巨大な敵を倒すことで、読者の溜飲を大いに下げて…