読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2016-05-14から1日間の記事一覧

梁石日「さかしま」

梁石日といえば、はじめて彼の作品に接した「子宮の中の子守唄」を読んだときの衝撃が忘れられない。あの作品で描かれる世界は、同じ日本でありながらぼくが生きてきた世界とはまったく違う世界で、こんなことがあるのか!と何度も衝撃に身を震わせた。未読…