読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2015-09-13から1日間の記事一覧

三田村信行「おとうさんがいっぱい」

児童書なのに恐怖とはいったいどんな感触なのだろう?と興味をもったので読んでみたのだが、なかなかおもしろかった。 本書には五編収録されていて、それぞれが不安を中心に物語が構築され、最後にはブラックなオチがまっているという体裁だ。それでは各編か…