読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2010-11-07から1日間の記事一覧

キャロル・オコンネル「愛おしい骨」

二十年前に失踪した弟の骨を一つづつ誰かが玄関先に置いてゆく。なんと魅力的な出だしだろうか。それを調査するのはその弟の兄であり、二十年前森に弟を置き去りにした張本人。いったい、そのとき何があったのか?いったい誰がバラバラになった弟の骨を毎晩…