県境にある大きな橋まで30分。ぼくたちは無言で車に揺られていた。途中、蛇行する川のほとりにある 小さなバラック小屋に寄って、じゃい吉じいさんの様子を見る。いつものとおり、じいさんはぷっくり膨らんだ腹から膿を排出するゴム製のドレンを垂らして眠…
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