読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2009-08-13から1日間の記事一覧

ガブリエル・ヴィットコップ「ネクロフィリア」

やはりフランスには怪物が多いのである。サド、バタイユ、ジュネ、セリーヌ、マンディアルグの系譜に連なる新たなる暗黒文学の精華が本書「ネクロフィリア」なのである。 ここで、忠告。以下、本書に関するぼくなりの感想を書いていきますが、扱っている題材…