読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2008-11-03から1日間の記事一覧

皆川博子「雪女郎」

時代物の短編集となっているが、六編中ラスト一編だけは現代物だった。ちょっと変わった構成だね。 でも、このラストの一編である「夏の飾り」はなかなか凄いミステリになっていたので驚いた。以前アンソロジーで紹介した筒井康隆編「異形の白昼」に収録され…