読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2007-01-18から1日間の記事一覧

蓮見圭一「水曜の朝、午前三時」

読み終わって胸の奥に残っていたのは、空虚な反感だった。なんとも言えない後味の悪さだけが強調され て、虚しいのにとても悔しい気持ちが残った。どうしてこの本が版を重ね多くの人に受け入れられている のかわからない。愛のせつなさ?歓びが心にしみるラ…