読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2006-10-21から1日間の記事一覧

鈴木光司「リング」

これは、作品が一人歩きしてしまって小説本来の価値が薄れたような気がする。メディアにいいように 食い尽くされて、いまではお笑いのタネになってしまっている感がある。 しかし、本書を読んだ方ならわかってもらえると思うが、本書は秀逸なサスペンスホラ…