初めて読んだ船戸作品が本書だった。もう15年も前のことである。読む前は苦手な冒険小説だし、けっこう長いし、完走できるのかなと思ったのだが、これが読んでみるとおもしろい。 そりゃあポリサリオ解放前線の実情や、マグレブ地方の内情、頻繁に登場する…
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