読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2006-10-10から1日間の記事一覧

イザベル・アジェンデ「天使の運命」

ぼくにとってアジェンデの「精霊たちの家」は、世界最高の物語だった。ラテン・アメリカの素地を活かし、マジック・リアリズムの世界と豊かな物語世界が絶妙に融合した傑作だった。あの感動を再び味わいたくて本書を読んだのだが、こちらは少し軽めの作品だ…