ロジャー・シェリンガムという特異な探偵は、本書と「第二の銃声」の二冊でお知り合いになったのだが、もうそれだけでこの探偵の魅力にどっぷりハマってしまった。彼は風貌こそ違えども、そのスタンスはキートンかチャップリンかと思うほどの喜劇役者である…
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