読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2006-09-13から1日間の記事一覧

アントニイ・バークリー「レイトン・コートの謎」

ロジャー・シェリンガムという特異な探偵は、本書と「第二の銃声」の二冊でお知り合いになったのだが、もうそれだけでこの探偵の魅力にどっぷりハマってしまった。彼は風貌こそ違えども、そのスタンスはキートンかチャップリンかと思うほどの喜劇役者である…