読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2005-11-17から1日間の記事一覧

ジェローム・K・ジェローム「ボートの三人男」

なかなか楽しめます。 本書は、19世紀のヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台にした、ユーモア小説です。三人の男がボートにのってテムズ川をキングストンからオックスフォードまで旅する話。ただ、それだけの話なのに本書は無類におかしい。 当初、作者の…

シオドア・スタージョン「影よ、影よ、影の国」

現在絶版のスタージョンの怪奇、幻想短編集であります。最近、再評価が高まっているスタージョンですが、本書におさめられている短編は、現在でもほとんど読むことができない状態です。どこかの出版社さん、是非復刊お願い致します。 以下簡単に各作品につい…