読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2005-11-12から1日間の記事一覧

梁石日「子宮の中の子守唄」

心してかかって下さい。この本は、それほどに過酷な本です。 なんの苦労も知らず、ぬくぬくと育ってきた甘ちゃんのぼくには、まるで地獄をみているような恐ろしいくらいの修羅場でした。 生きるという事が、こんなにも苦悩に満ちた喘ぎのくり返しだとは思い…