読書の愉楽

本の紹介を中心にいろいろ書いております。

2005-11-01から1日間の記事一覧

ジョン・アーヴィング「ガープの世界」

現代アメリカ文学を代表する作家、ジョン・アーヴィングの代表作が本作「ガープの世界」です。 この作品、ロビン・ウィリアムズ主演で映画化されてるんで観た方も多いとおもいますが、 この作品ほど愛しい作品はないってくらい、ぼくはこの本に首ったけにな…

筒井康隆「家族八景」

最初に断っておきますが、本書は筒井康隆の最高傑作だとぼくは勝手に思っています。本書の主人公、火田七瀬はテレパスであります。人の感情あるいは心の声を読み取ることができる超能力を備えている。 そんな彼女が、お手伝いとして訪れる八つの家庭が独立し…